私は最近、新しい事にチャレンジする機会に恵まれています。
人によって考え方があると思いますが
私は「新しいことに挑戦」するという事は、内容がどうであれ自分にとってプラスになると考えています。
これは、新しい何かへ挑戦する事が苦手、あるいは嫌だと思っている人へ向けての内容です。
仕事をしていると、新しいことにチャレンジが出来る機会は多くはありません。
毎日同じ時間に出勤して、同じ仕事をこなし、同じように毎日が過ぎて行きます。
挑戦とは言っても、自ら望んでチャレンジをする場合と、そうでない場合があります。
前者であれば、意欲的に取り組む事ができるのですが
後者は、自ら挑戦した訳ではありませんし、もしもその内容が苦手な分野だった場合などは
人によってはストレスを感じたり、仕事自体が嫌になってしまうでしょう。
しかし、私は仕事においての「新しいことへ挑戦」は、得られるものは多く、失うものはゼロだと考えています。
確かに、苦手な分野の仕事を突然任された上に、不得意な業務であればそれだけ作業に時間もかかりますし、失敗して怒られる事もあるでしょう。
慣れないうちは、作業効率も悪く時間もかかります。
しかし、それによって失うものなどひとつもありません。
反対に、得られるものは、とても多いのです。
いくら苦手な事でも毎日繰り返し行っていれば、そのうち自然と当たり前に出来るようになります。
そうなった時、その仕事はあなたにとって「苦手な事」ではなくなります。
これによって、あなたの仕事の幅が広がります。
この成長は、すぐに実感できるものではありません。
その成長を実感するタイミングとは、恐らく次の、もしくはその次の「新しい事」や「苦手な事」に挑戦するときです。
曖昧な表現ですが、これは本当です。
今までのコラムにも書かせて頂いたように
実際に私は、数多くのアルバイトをしてきました。
その中には当然、自分にとって苦手な仕事、嫌いな業種もありましたし、変な仕事もありました。
ですが、振り返ってみると「あんな仕事しなければよかった」と思うような仕事はひとつもありません。
全く違うジャンルの仕事だとしても、必ず、共通点があります。
新しいことへ挑戦する時
経験をした事が無い事へ挑戦する時
自分の中にある過去の経験から共通点を探すのです。
色々な事に挑戦するという事は、この「経験」という引き出しを増やす事であり仕事の幅を広げるという事です。
そんな時「あの時に経験したあの仕事、苦手だったあの仕事」の経験が役に立つのです。
たとえ苦手な事だとしても、
目指しているものとはベクトルが違ったとしても、
とにかく挑戦するのです。
冒頭に書いたとおり
私は、今、新しい事にチャレンジする機会に恵まれています。
苦手な事も多く、慣れるまではしんどい事も多いですが
前述した、仕事の幅を広げる為だと、毎日を噛みしめています。
皆さんも、苦手な事から目をそむけずに、新しいことに挑戦してみましょう。
そして、仕事の幅を広げる事ができれば、そこからまた新しいことに挑戦するのです。
挑戦する事をやめてしまったら、そこで成長が止まってしまいますから。