今、どこに、何に向かっているのか。
自らの夢、目標に向かっているのか。
誰でも遠回りはしたくありませんが、歩んだ道のりが遠回りだったかなんていうのは結果的なことです。
たどり着いた時にしか分かりません。
ちゃんと目標に向かう為に選んだ道ならば、全て正解なのです。
大切なのは、見失わないこと。
進みたければ、しっかり前を向いていなければいけないのです。
しかし、ある程度進むと人は自分の横や後ろを気にしてしまうものです。
前を進んでいる誰かに追いつき、追い越そうとするのではなく
自分よりも遅れている誰かを選んで比較し、優越感に浸る。
そんな自己満足に、意味などありません。
横や後ろを見ながら進むことなど出来ず、いずれ目標を見失ってしまいます。
中には、前を進んでいる人の足を引っ張ろうとする人もいます。
そんな関わりをもっていては、たどり着けるはずがないのです。
時間は無限にあるわけではありません。
人生という限られた時間を消費して、目標へ向かって進んでいる。
そう考えれば自分にとって必要な関わり、必要なモノが見えてくるはずです。
そしてそれは簡単な道のりではありません。
目指すものによってその道のりの険しさは変わりますが
どんなルートもただの一本道ではないでしょう。
はじめは楽は道のりでも、しばらくすれば急な上り坂があったり、通れないような悪路であったり
時には、天気が悪くなり大雨が降るかもしれません。
そうして立ち止まってしまいそうなときは、少し休憩するのもいいでしょう。
無理をして身体を壊しては元も子もありません。
そんなとき、振り返れば自分の足跡が見えるはずです。
これまでを一生懸命に進んできた人ならば
培った経験は、上り坂や悪路をものともしない勇気となり、雨をしのぐ傘になります。
全ては無駄ではないのです。
目指す先を見失わなければ、途絶えることなく道は続いていくのです。