熊本市中心部、市電が走る電車通りと国道3号線が交わる水道町交差点。
ここにもありました、コカ・コーラの看板。
https://www.asahi.com/articles/ASL3K5CJZL3KTLVB00C.html
このように大きいものから小さいものまで
コカ・コーラの看板を全国各地で目にします。
「コカ・コーラなんて今さら宣伝しなくても、充分知っているし、飲んでいるよ!」
と思いますよね。
そんなコカ・コーラでさえ広告宣伝に費用をかける。
ということは、私たちの事業が一瞬でも宣伝を止めてしまったら・・・。
それは、その事業が存在しない、無に等しい・・・。
これが現実なのです。
しかし、少しでも広告宣伝費を減らしたい。
これは事業者すべての悩みですね。
広告宣伝をすることのポイントは
結局「印象づくり」に他なりません。
コカ・コーラであれば、赤地に白抜きの定番のロゴ。
これが長年にわたって人々の脳裏に植えつけられているから、
「のどが渇いたな・・・コーラ飲みたいな」
という購買行動につながるのです。まさに洗脳ですね。
現在、都市部を中心に新聞購読率は50%を割り込み、
折込チラシが届く世帯も半数以下という状況です。
またそれに代わるフリーペーパーもインターネットの普及により
廃止・廃刊が続いています。
インターネットの広告はどうかと言いますと、
Google Adwordsといった、検索画面に自社広告が表示されるリスティング広告というものがありますが、
配信段階で市域まで広告エリアを絞り込めるものの、小規模事業者・個人事業主にとっては、費用をつぎ込んだ分の実感を得にくいように感じます。
この点でもインターネット広告は広域をターゲットにして一定の広告宣伝費を注入できる
大型事業者の方に分があると言えるでしょう。
紙ベースからオンラインまで、広告手段が多岐にわたっている現代だからこそ、
小規模事業者・個人事業主がこの波を泳いでいくのは難しい時代です。
むしろ、
地域によっては特定のフリーペーパーが影響力を維持している場合もあり、
その地域ごとの「何がうまくいっているか」をよく観察し、最低限の費用で顧客に自社の【印象づけ】をする、という目的を見失わないことが何よりも大切です。
「CI=コーポレート・アイデンティティ」と言いますが
自社の方針にもとづいて、視認性の高いシンボルマーク・ロゴを作成しておくことは最低限必須といえるでしょう。