「好き」の原動力

「好き」という気持ちだけで人生をかける。
それは、まさに命をかけているということ。

ビジネスやスポーツなど、どの世界においてもそういった人がいます。

特にスポーツなどは、年齢によって体力の限界、筋力の衰えなどから
「好き」という気持ちだけでは続けられない厳しい世界だと思います。

プロ野球でいうならば、イチロー選手。
サッカーでいうならば、三浦知良選手。

イチロー選手は44歳、三浦和良選手は51歳であり
それぞれ、現役選手としての年齢という限界をとうに超えています。

しかし二人とも、まだまだ現役を続行する考えだといいます。

正直な話、二人とも一生遊んで暮らせるだけの富も、誰もが憧れるような名誉も手にしているのに何故現役にこだわるのだろう、と思ってしまいますよね。

理由は多分、単純明快で
二人とも、野球、サッカーが大好きなんだと思います。
そして、自分の限界に挑戦し続けている

おそらく、記録やお金の為ではなくて
自分の大好きなスポーツを、続けられるうちは1分1秒も無駄にせず
途方もなく真摯に打ち込んでいるのだと思います。

原動力は、それが「好き」だということ

当たり前ですが、到底真似できることではありません。
20代や30代の選手よりもずっと厳しい体調管理、肉体作り、練習量は必須で
二人とも、これだけの富と名誉を手にして、一切驕りが無い。

我々からすれば、想像を絶するほど大変なのだろう、と思うのですが
テレビのインタビューなどで目にする二人は、とても楽しそうにしているし
まるで、その大変さを感じさせないのです。

真相はわかりませんが
恐らく二人とも、きついとか楽しくないとか、思わないのだろうなと、そう感じます。

「自分の大好きなことを、ただ真っ直ぐに無我夢中でやり続けている。」
そう見えるのです。

確かに、仕事を続けていれば
お金や地位、名誉は誰だって欲しいと思うでしょう。
しかし、それだけに固執しては、本質を見失うのかもしれません。

これが「好き」だ
そう思える仕事をしていきたいですね。

この記事を書いた人

M.Sugimoto

artbizのサービスチーフ。幾多のアルバイト武者修行の経験があり、話題をふれば「あー、あの業界はですね」と現場の裏側を大体知っている。次から次へとやってくる業務に押しつぶされそうになりながらも、日々artbizのサービスとお客様対応の品質向上に熱意を注いでいる。NBA(プロバスケ)観戦が趣味と。