成長の手助け~他人の意見を有効活用すべし

人は、自分自身を100%客観的に見る事は出来ない
私はそう思います。

自分はこういう人間だ、と自分で思っている事と
友人や家族、同僚など、自分のことをよく知る人からみた自分の印象は
意外にズレている事があります。

人が成長する過程で
自分だけの意見を反映させて成長すること
自分を良く知る多くの人達と意見を交換しながら成長していくこと

これは、天と地ほどの差があるのです。

確かに、自分の人生、自分のやりたいようにやる。
これは悪いことでもなければ、間違いでもありません。

ただ、より効率よく、より前に進みたいのであれば他人との意見交換は必須です。

自分の世界で自分だけの考えに固まってしまうと、人は否定的になりがちです。
これは当たり前のことですが、自分ではそんなつもりはなくても周りの声を自分にとっては意味の無いものと判断し
いつのまにか独りよがりな人間になってしまうのです。

大切なのは、使い分けです。
全てを他人の意見通りにする必要はありません。ですが、他人の意見や考えを、自分の中で噛み砕いて自分にとって必要なものかどうか、取捨選択をしていく

ビジネスにおいては尚更で、自分ひとりで仕事をこなすことはあれど
誰とも関わらずに、仕事をすることなどありえません。
同僚がいたり、部下、上司がいて、取引先があり、消費者がいます。
起業する人だけではありません、会社勤めの人も同じです。

ビジネスの多くは、「誰かに何かを提供する」ことで成り立っています。

その世界で、自分だけの意見を反映させ続けた人間と
自分の意見と、周りの意見の良いとこどりをしている人間とでは

差が生まれて当然なのです。

自分が今までの人生で培った経験や考え方があるように
他人にも同じように培ってきた経験と考え方があります

言うなれば、自分がその時間、経験したわけでもない
ましてや寿命を消費したわけでもない他人の人生で培われた考え方を
少しの時間意見を交換するだけで得られるのです。

文章にしてみると、すごく有効な気がしてきませんか?

ただ、難しいのはどんな相手とも、まっすぐに意見交換が出来る訳では無いですよね。
立場の違いから、やはり相手の顔色をうかがったりするわけです。
ですので、自分にとって正直に意見の交換が出来る相手は増やすべきですし、今そういう人が一人でも周りにいるのなら、大切にしていかなければなりません。

この記事を書いた人

M.Sugimoto

artbizのサービスチーフ。幾多のアルバイト武者修行の経験があり、話題をふれば「あー、あの業界はですね」と現場の裏側を大体知っている。次から次へとやってくる業務に押しつぶされそうになりながらも、日々artbizのサービスとお客様対応の品質向上に熱意を注いでいる。NBA(プロバスケ)観戦が趣味と。