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電気ドリルを買いに来た客がいた。販売員は「どんなドリルをお探しですか？」と聞き、性能やメーカーを必死に説明した。
10分後、上司がやってきて言った。
「客が欲しいものが分かるか？」
「電気ドリルです」
「いや、客が欲しいのは“穴”だ」
上司は、開けたい穴のサイズや場所、材質を客に聞いた。
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先月の2月16日、よしもと所属の芸人「さんきゅう倉田」さんのツイートです。
https://twitter.com/thankyoukurata/status/964714338291367936?s=03
この話の教訓は、店が客のニーズを把握しているか？という点に尽きるでしょう。
客が最終的に欲しているものは何なのか、このニーズを店側がつかんでいないと、最適な商品やサービスを客に提供できず、モヤモヤとした想いを抱えたまま客は他店へ流れてしまいます。
客のモヤモヤした想い、これを的確にことばに変換し、店が商品やサービスを用いてズバリ解決する。客商売とはこの繰り返しではないでしょうか。