今を生きていない人たちへ

きっと何歳になっても、将来への不安は尽きないものです。

今自分がやっている事は、来年、再来年、未来の自分にどう繋がっていくのか。

10代のころは、ぼんやりと考えていました。

しかし、社会に出て、年齢を重ねていくにつれて、自分は将来どうなっていくのだろう、と真剣に考えます。

人生は有限です、時間は無限にあるわけではありません。
だからこそ、年齢を重ねていくにつれて、よりリアルに考えるのでしょうか。

この先どうなっていくのか、未来は分かりませんが
恐らく誰しもが、「来年の今頃は、5年後の自分はこうでありたい、将来の自分はこんな風に」と
少し先の未来、ずっと先の未来、自分の将来を思い描きます。

時間は無限にあるわけではありませんから、思い描いた未来にたどり着くためには、誰だって遠回りはしたくありません。

「この仕事をこのまま続けていて、いいのだろうか」
「もっと他に、方法があるのではないだろうか」

と、考えて、現状の自分が不安になります。

未来の自分を思い描くあまり、今の自分の立ち位置が正しいのか、間違っているのか、などと考えてしまうのです。

未来のことなど、だれにも分かりません。
ある程度の予測は出来たとしても、100%と言い切れる人間はいないのではないでしょうか。

きっと20年前から、画面を触って動かす、スマートフォンが流行する、なんてことを予想して生きていた人などいないでしょうから。

どうしたって、歳をとりますし、どうしたって時間は過ぎて行きます。

そんな中で、未来の自分に囚われて、今を生きていない人が多いのではないかと思います。

大切なのは、今を生きる事。

描いた未来への近道なんて、誰にも分からないのです。
遠回りだと思った事が、将来、結果的に近道だったと気づく事もあるのです。

誰にもわからないからこそ、そんなことに頭を悩ませず、今を生きましょう。

未来は、分からないものですが

私は、目の前の今に集中する事が、未来につながる事だと信じています。

この記事を書いた人

M.Sugimoto

artbizのサービスチーフ。幾多のアルバイト武者修行の経験があり、話題をふれば「あー、あの業界はですね」と現場の裏側を大体知っている。次から次へとやってくる業務に押しつぶされそうになりながらも、日々artbizのサービスとお客様対応の品質向上に熱意を注いでいる。NBA(プロバスケ)観戦が趣味と。