~ダイレクトコミュニケーションズ vol.7~
「会話が続かない」「初対面の人と何を話して良いかわからない」
そんな経験をしたことはありませんか?
今回は「会話が苦手」という方も、スムーズな会話を楽しめるコツをご紹介します。
ご近所付き合いや友人との雑談、仕事の打ち合わせなど、日々の生活で会話によるコミュニケーションは大きな比重を占めています。
それだけに、会話が楽しくスムーズに展開できれば、仕事や人間関係も円滑に進めやすくなります。更には自分に自信が持て、人との出会いにも積極的になれるため、世界が大きく広がるでしょう。
一方で「人との会話に二の足を踏む」という方も少なくはないでしょう。ここでは、そんな方でも会話を楽しめるようになるヒントや、話題を広げる工夫を紹介します。
【話すのが苦手な原因】
初対面の相手と接するときは誰でも緊張するものですが、緊張しすぎるのは禁物です。
過度に緊張する方は「上手く話さなくては」「良いことを言わなきゃ」という思いが強かったり、「こうあるべき」という思いが強かったり、「相手に失礼があってはいけない」「怒らせてはいけない」「場を凍らせてはいけない」などと、気を遣い過ぎる場合が多いようです。
会話が苦手な方は、どうしても話が事務的な内容になりがちです。連絡や報告だけでは当然、相手を知ることはできませんし、こちらのことも知ってはもらえません。
また、会話が苦手な要因として「個人的な会話が出来ない」ということも挙げられます。「個人的」とは、自分の興味や生活などに関する話です。個人的なやり取りによってお互いに心が開かれ、会話を楽しめるようになるものです。
【挨拶は最重要】
どんな場面でも必ず交わされるのが「あいさつ」。
コミュニケーションの大事なツールであり、人間関係の入口といえます。あいさつひとつで、その人とどんな関係を築きたいかが伝わりますし、そのあとの人間関係にも繋がります。
ポイントは「笑顔」で「自分から」挨拶をするようになることです。この2点を心がけるだけで、第一印象が必ず変わります。
挨拶は、どんなに会話が苦手な方でも、心がけ次第ですぐに改善できるコミュニケーションの手段ですし、その後に続く会話の橋渡しにもなるのです。