相手の姿が見えなくなるまでお見送りを続ける。
これがお見送りの基本です。
お店の来客でも、自宅での来客でも同様で、
相手がこちらを振り返るか否かに関わらず、相手が去るのを見届けます。
とあるヘアサロンの前を通りかかったところ、
お客様を担当のスタイリストが見送る場面でした。
2階にある店を出て、1階まで談笑しながら階段で降りていきます。
ビルの前でスタイリストがお辞儀をすると、お客様が駅に向かって歩き始めます。
お客様の後姿を見送りながら、
大体20m程度離れたところで、スタイリストはお客様の後姿に向かってお辞儀をし、店舗に戻っていきました。
思いやりを表現できる、スタッフ教育の行き届いた店だな、と好感が持てます。