会話を楽しむコツ(1)

~ダイレクトコミュニケーションズvol.4~

これまでは言葉づかいの基本や磨き方をご紹介しましたが、
今回からは、せっかく磨いた言葉づかいを用いた、会話を楽しむコツをご紹介します。

会話を楽しむ簡単なテクニックとしましては、

★5W1H
☆オウム返し
★話題の提供
☆自己開示
★話の終わらせ方

5項目の上手な運用が、言葉だけではなく貴方自身も磨かれ、好感の持てる社会人として認められることでしょう。

まず今回は「5W1H」

楽しく会話するには、相手との会話のキャッチボールが成立することが大切です。
その秘訣のひとつとして「5W1H」で質問するとよいでしょう。

5W1Hとは「When・いつ」「Who・誰が」「Where・どこで」「What・何を」「Why・なぜ」「How・どのように」のことをいいます。

例えば、質問するにしても「はい」「いいえ」で答えが途切れてしまう質問はあまりよくありません。「今日、朝食を召し上がりましたか?」といった質問であれば「はい」「いいえ」で終わってしまい、事務的な会話になってしまいます。

5W1Hで問いかければ「何時ごろに食べましたか?」「誰と食べましたか?」「家で食べたのですか?」「何を食べましたか?」と、より具体的な質問の仕方に変わります。このように5W1Hを意識して話すことで会話が深まり、相手とのキャッチボールが成立するようになるのです。

特にWhat(何を)・Why(なぜ)、How(どのように)の三つを使うと、一つの話題でさまざまな質問を展開でき、話が広がります。

自分が質問された時も、このことを意識して返すとよいでしょう。
「どこにお住まいですか?」「昨年から福岡に住んでいます。交通の便が良いので、気に入っています。その前は熊本に住んでいました」・・・このように話題を広げていけば、会話のキャッチボールにつながります。

会社だけではなく、プライベートなお付き合いでも是非心掛けてみてください。

この記事を書いた人

M.Matsushima