日本人は古来から万物にたましいが宿ると考えてきました。
仏像とかモノを作ってそれを拝むというのは海外から入ってきた思想で、
日本人固有の考えとしては、岩があればそれを拝む、古い大木があれば拝む、という風にあらゆる自然のものを心のこもったものとして大切かつ尊い存在として扱ってきました。
言霊(ことだま)、音霊(おとだま)といった考え方もその一つです。
ことばひとつ、音ひとつそれぞれにたましいが宿るという考えですが、その流れの中に「数霊(かずたま)」というものがあります。
1975年に宇佐美景堂という人が書いた「数霊法運命鑑」というやや古い本がありますが、
今日はその本で書かれていることをベースにして、数字のもつ意味について書いてみます。
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1:頭領、首位、組織の長、指導的立場、出発、根源
2:分裂、参謀、女房役、裏方
3:太陽、実り、女性、調和、充実
4:分散、柔軟、朝令暮改、直感
5:中庸、正義、バランス、男性
6:破壊、逆境に負けない
7:繁栄と衰退の両極端、夜
8:発展、光彩、収約に欠ける
9:総合、神仏、究極
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と、まあ大雑把に羅列するとこんな感じです。
氏名と生年月日で大まかなその人の性格を割り出すことも可能ですが、それについては別の機会に記します。
このように、数字のもつ意味について何となくでも把握しておくと、業務上で番号を割り振らなければならない時にどういった数字を用いるのか、という自分なりの根拠づけにもなります。
ただし、言うまでもなくこの話は他人に押し付けてはなりません。
人とこの話をする時は、あくまで余興です。