切り花を長持ちさせるコツ

毎日、暑い日が続きますね。
熊本では頻繁に高温注意報が出て長時間の外出は控えるようにとアナウンスされ、今までにはなかった暑さを感じております。

当然この暑さなので、お仏壇のお花もすぐにしおれてしまい、なかなか長持ちしない季節です。

私事ではありますが、去年夏の始めに最愛の母が亡くなり、もっと親孝行ができたはずと後悔の毎日を送っている中、せめてお花だけはいつも欠かさないようにしてあげたいと思っています。

ですが、きれいなお花ほど水あげをしてもすぐに枯れてしまった経験はありませんか?
そこで、私がいつも実践している切り花が長持ちするひと工夫をお伝えします。

花が枯れてしまう原因は、花瓶の中のバクテリアが繁殖するからだそうです。
まず花を飾る前に、水中で茎の根元から1~2cmのところを斜めにカットします。空気中で切ると茎の中に空気が入り、水の通りが悪くなるため、効果が半減してしまうのです。

また、市販の延命剤も販売されていますが、他に身近な物を使う方法もあります。
水1Lに対して塩素系漂白剤5,6滴入れることで、バクテリアの繁殖が抑えられる効果があります。漂白剤と一緒にお砂糖5~10gを入れると、更に栄養補給としての効果があります。

寒い季節ほど長持ちはしませんが、この暑い中でも母の位牌の前のお花は割と長持ちしてくれています。
是非一度、お試し下さい。

この記事を書いた人

M.Matsushima