英語の基礎文法のなかに「文型」というものがあります。
◎第1文型「S+V」
◎第2文型「S+V+C」
◎第3文型「S+V+O」
◎第4文型「S+V+O+O」
◎第5文型「S+V+O+C」
以上が5文型というもので、文章はすべてこれらに分類することができます。
記号の内訳は「S=主語、V=動詞、O=目的語、C=補語」ですが、
細かい話はここでは省くとして、すべてのパターンに「S(主語)+V(動詞)」が入っていますね。
つまり、どのような場合でも、主語と動詞を明確にしなければならない、ということなのです。
「ラーメンを食べたいって言っててさ」
「え、だれが?」
「田中さんがね」
という風に、主語のない話は行動の主体が分からないから、
話した側は分かっているつもりでも、相手には分りやすく通じていません。
「田中さんがラーメン食べたいって」
「そうなんだ」
主語が入れば会話もスッキリしますよね。
同様に、
「トイレ・・・」
「トイレがどうしたの?」
「行きたい」
「はじめからトイレ行きたいって言いなよ」
動詞(動きを表すことば)のない会話も、間抜けです。
ということで、
会話や文章を書く際には「主語」と「動詞」を明確にすることを意識してみましょう。
自分の意思がはっきり相手に伝わります。