超一流のプロの行いや言葉には、ジャンルという垣根を越えてあらゆる分野に通ずるものがあると思います。
今回はいつものような内容とは少し違い、私が尊敬し、こういう人間でありたいと
目標(と言うとおこがましい気もしますが…)にしている人物をご紹介したいと思います。
バスケットボールの本場、アメリカNBAにおいて史上最高の選手と称される選手であり
「バスケの神様」とも呼ばれている男、マイケル・ジョーダンです。
私はNBA観戦が大好きで、もう10年近く毎シーズン見ています。
マイケル・ジョーダンといえば、NBAやバスケットボールに詳しくない人でも名前くらいは聞いた事があるのではないでしょうか。
彼は、誰もが認めるアメリカの英雄であり、NBA界のレジェンドですが
そんな彼の思考、彼が残してきた言葉には感心しますし、見習わなければと思わせられます。
まさに「こんな風に生きたい。」「こんな人間でありたい。」と思わせるのです。
試合の勝敗がかかる大事な場面では、必ず彼にボールが託されます。
彼ならば決めてくれる。とチームが、ファンが彼を信頼し、彼のシュートにはいつもありとあらゆる期待が乗っていました。
想像を絶する程のプレッシャーの中でも彼はシュートを打ち続け、数々のウイニングショットを沈めてきました。
そんな彼の名言をご紹介します。
『10本連続でシュートをはずしても、僕はためらわない。
次の1本が成功すれば
それは100本連続で成功する、最初の1本目かもしれないだろう。』
あきれるくらいのポジティブ思考ですが、怖くない訳ではないのでしょう。
全ての期待を一身に受けても臆することのないその精神力は、日々の練習、努力の積み重ねによるものである事は間違いありません。
そしてもうひとつ、
『僕はこれまで9000本以上のシュートを外してきた。
これまで300試合近くに負けてきた。
決勝シュートを任されながら、外したことが26回ある。
人生で何度も何度も失敗してきた。だからこそ、こうして成功しているんだ。』
数多くの悔しい失敗を糧に、腐ることなく前を向いて努力し続けた彼が言うからこそ、言葉に重みがあります。
やはり、努力をした者すべてが報われるわけではないにしろ、成功者は皆努力をしているのでしょう。
成功するためには、あらゆる失敗から学び、全ての努力を惜しまないという点は
スポーツもビジネスも変わりはありません。
人間が成長する上で、最も大切なことなのです。
最後に、彼の数多くの名言の中でも私が一番好きな言葉を紹介して終わりたいと思います。
『運命よ、そこをどけ 俺が通る。』
逆転は無理だと言われても、運命に逆らってでも、諦めず突き進む。歩みを止めない。
彼らしく、彼そのものを表している言葉だと思います。
私も、まだまだ足元にも及びませんが
少しでも近づける様に、日々努力を積み重ねていきたいと思います。